人気ブログランキング | 話題のタグを見る

少子高齢化?六供町敬老会で思うこと

少子高齢化?六供町敬老会で思うこと_d0080549_8113961.jpg今日は私の地元である、寒河江市・六供町公民館の敬老会。私は一応来賓として御招待頂いていますが、公民館の役員もしておりますので、皆さんと一緒に準備し、しかも司会もさせて頂きましたw
六供町公民館は15の町会からなりますので、結構世帯数としては多いです。対象となるのは約200名ほどで
その半数からご出席を頂きました。
ちなみにこのなかにうちのおばあちゃんもいます。たぶん見えないと思いますがw
「少子高齢化」が問題だとよく言われます。ちょっと略しすぎて違和感があるのですがね。正確に言うならば、「子供の数が減って、高齢の方が増えている」ので、「少子増高齢化」という感じでしょうか?
いわゆる団塊の世代が、今年65歳になります。5年前ですかね?「団塊世代が退職するのでその世代を狙え」みたいな話題が出ましたが、そんなブームは起きませんでした。なぜなら60歳でもバリバリ現役で、まだまだ「リタイヤしてその後を楽しむ」なんていう年齢ではなかったからです。しかし統計によると、65歳を過ぎるとそういった方も多くなってくるようなので、まさに今年からがそういった波が起きるのかも知れませんね。
ただ、統計では「15歳から64歳は生産年齢人口」となっているのですが、住宅一次取得年齢は28歳から38歳で、この年齢帯だけで新築分譲の7割を買うのだそうです。私も実感がありますが、一番お金を使うのは、子育てをしている時。晩婚化が進んでいるとは言え、平均的に言えば28歳から48歳くらいまでです。たぶんこの年齢帯の消費額が、日本の経済を支えていると言っても過言ではないと思います。つまりはいくら団塊世代の方が退職したからお金を使うようになるとは言っても、経済の全体から見ればそう大きなものではないと思います。
ちょっと話がずれました。
高齢の方が増えるというのは、これはもうどうすることもできません。すぐに対策しろと言っても無理です。そもそも今子供を産んでも、その子供達が働いて税金を納めるまでには20年近くかかる訳ですから。
なので今できる対策としては、いかに65歳以上の方からも働いてもらえるか(生産年齢に組み込めるか)とか、いかに高齢の方が元気で医療費がかからないようにするか、と言うことですよね。
そう言った意味でも今日集まって下さった方々が、皆さんお元気でいて頂く事が「なにより」だよな〜と思いました。
by pattu | 2012-10-20 16:11 | ラブ寒河江・ラブ山形


<< もりもり【大盛や もり達】 市町村議会議員研修「地方行財政... >>