最近なんだか元気がでない。彼女もなんだか元気がない。こんな時はとびっきりうまいものを食べるに限る。そんなわけで二人で行ってきました、My favorite 飲み屋「魚友」へ。実は一人でフラッと来た事はあったのですが、空いていなかったんですよね。たぶん彼女と一緒に来なさいと言う、神の啓示だったのかも知れません。前回来たのは松茸を二人で食べたので、昨年の秋。半年ぶりの来店です。
いつも通り、カウンターに座り一言「オススメで」。そしていつものように店主に聞かれる「ごっちゃん、今日はお腹すいている?何か食べたい物はある?」「今日はメッチャお腹すいている。あと、(彼女が好きなので)タコとほっき貝は刺身の中に入れてもらえます?」そんなやり取りをしながら、昨日はとても暑かったので、珍しく生ビールを。 適当な解説を付け加えながら、私が食べたメニューをズラリ。以下私に対してもオススメコースです。お腹の具合や年齢、仕入れの具合によって変わると思います。そして、非常に長文です。ごめんなさい。でも、この感動を伝えたくて…お魚が好きな方だけ、以下の文章はヨダレを垂らしながら、お読みくださいw ますはお通しとして、わらびonもろ味噌マヨ。シャキシャキとした食感なのに食べるとねっとり。イイわらびです。この後のメニューもそうですが、ここでは舌で季節を感じる事ができます。このもろ味噌マヨネーズは、先日行った山梨で出会ったそう。さっそくとりいれたのだとか。そしてタコの柔らか煮。やわらかいんだけど、かむとジュワーとして、独特の食感が楽しめる。大きな良いたこだからの味でしょうね。もうすでにビールが空いたので、日本酒を。まずは甘めの十四代から。 そして焼き物で月山筍。自分でも山にはいりますが、コレぐらい太い物じゃないとこの食べ方できないんですよね。そして解禁したばかりの夏の風物詩・庄内浜の岩ガキ。デカイ。俺の中で夏=岩ガキ。Rの付く月しか食べられない普通の牡蠣と違い、夏に旬を迎える岩ガキ。牡蠣の善し悪しは山を見ろとよく言われますが、鳥海山の伏流水で育った岩ガキは最高です。 続いて刺身の盛り合わせ。リクエスト通り活ほっき貝と北海真タコの刺身の他、ウニ・平目・シマアジ・そして本マグロの中トロ。中トロはちょこっと脂がとけたあたりが一番好きなので、後回しにして、平目・ほっき貝・シマアジ・ウニ・そして中トロの順番で頂きました。やっぱり刺身はお酒がすすむ。追加のお酒はさっきよりも少し辛くて味のある、上喜元の佐藤正一(赤ラベル)を。 そしてなにやらいいにおい。初めて見ました凄く大きな貝・タイラ貝の焼き物。ホタテともまたひと味違う、貝柱の大きな、食感ある貝でした。形はテトラポットとかによくくっついているイガイ。でも、大きさが何十倍もあるwこの状態で砂に刺さっているなんて…また一つ勉強になりました。 俺が貝類が好きだと言う事をよく知っているので、貝類をもう一品出して頂きました。コレもデカイ!北海ツブ貝の酢の物。このコリッコリの食感がタマリマセンな。ここでさらにもう一杯。また甘めのお酒に戻して、地元山形市の秀鳳。地元のお酒って軽く見てしまいがちですが、全国一にも輝いたお酒です。 まだまだ食欲は止まらずw。続いて出して頂いたのは、これも今が旬ですね。アイナメの竜田揚げ。白身ですが、華奢で繊細なキスとも違って、かむ程に味があふれる、そんな食べ応えあるお魚です。そういえば海水浴の時、いっしょに行った魚屋の息子は、ヤスでアイナメ捕まえて、ナイフでキレイに三枚に下ろしていたっけ…。そんな思い出はさておき。 「なんだかね、季節はずれだからとっても安く入ったんだ」…ぬは!!コレはフグの白子じゃないですか。2月の最盛期なら一腹で何万もすることもあるという、フグの白子。お魚でもたまに例外がいるらしく、このフグもそうだったんでしょう。でも時期が時期だけ合って、やっぱりそのまま焼いたりしたらとけてしまうそう。(2月の最盛期を過ぎると、白子はとけてしまうので、食べにくくなります。それが旬終わりの合図でもありますがね。)最盛期では絶対に食べられないぐらい大きな白子を、とけださないように衣をつけてソテーにして頂きました。うひゃ〜っとしか言いようがないね。非常に濃厚でクリーミー。最盛期なら、フグさしといっしょに白子なんて頼むと、このひとかけらぶんぐらいで数千円。それが3つも…。 そして…これまたびっくり。あわびが丸ごと一個入ったお吸い物。お吸い物と呼べるんだろうか?少し火を通したアワビは生とは全く違い、ふわっとした優しい食感に。肝まで堪能です。 お吸い物が出たので終わり…かと思いきや、「最近宴会とかのシメのメニューで出すんだよね」と、牛肉の冷たいうどんを。コレもうまい。いやはやまいったw 今後は月一回通いたいなぁ。
by pattu
| 2007-06-12 11:50
| まさにFatFree!!
|
by pattu
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