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初めての行政視察in近畿-3日目

初めての行政視察in近畿-3日目_d0080549_16192218.jpg初めての行政視察3日目。今日が最終日です。午前中に視察を終え、お昼を食べて山形へという日程です。
今日は京都府綾部市に行ってきました。
京都府綾部市役所・議会基本条例について
●概要:京都府亀岡市について
綾部市は、京都府の中央からやや北寄りに位置する田園都市。昭和25年10月14日、我が国初の「世界連邦都市宣言」を行い、世界平和を市是として市民団体との協働でさまざまな活動を継続。市街地周辺部では過疎・高齢化が課題となっており、平成19年4月には全国に先駆け、いわゆる“限界集落”の活性化を目指す「水源の里条例」を施行。集落での定住や特産品開発などを支援している。15,490世帯、37,205人を有する。
●調査事項:議会基本条例について
議会改革の取り組みは第12期(平成6年9月1日)から。議員定数の削減や常任委員回数の削減などからはじまり、日曜議会の開催、一般質問における質問回数の見直し、費用弁償の廃止などのほか、一般質問のFMラジオ録音放送なども早くから行っている。北海道栗山町をはじめとする行政視察や2年に一度の研修会開催などを経て、平成22年7月1日に前文と第19条からなる綾部市議会基本条例を公布、施行した。
その後、「綾部市行政に係る基本的な計画の議決等に関する条例」公布(平成22年12月1日)を議会基本条例に基づく議会の議決事件として制定。
●質疑応答
Q:ずいぶん早くから議会改革の取り組みを行っているが、その背景は?
A:まず一つとして、「限界集落」となっているために市は非常に財政難。厳しい状況なので市民もいろいろとお願いしていることも多く、自分達を律するためにも必要。もう一つは「世界連邦都市宣言」があるように、綾部市民には常に改善・改革を行うというDNAがあるように感じる。費用弁償や開かれた議会(日曜議会)などの取り組みも早く、それに関心を寄せる有権者の土壌があった。
Q:日曜議会や議会報告会、またこの議会基本条例に関して市民の反応はどうか?
A:日曜議会は一般質問の初日、各会派の代表が質問するのだが、毎回100人前後(但し議場には30名程度しか入れないので、控え室にはモニター、車いすや聴覚障害者のために市役所1階に手話通訳者とモニターを設置している。議会報告会では市民からの意見が寄せられ、議会としては答えられないので、その地域の議員が後日答えるか、市長に文章にて提出し、その結果を町会長連合会などで報告している。当初はどぶ板的な要望が多いかと思っていたが、参加される方の意識は高く、全市的な質問がほとんど。まだ1年なので条例の中で行えていない部分もあるが、市民の反応としてはおおむね良好。
Q:反問権について
A:市長と市議会議員とでは、調査能力に差がありすぎるので現在は「論点を整理するための反問」という条件をつけている。
●所感
議会改革・議会基本条例は北海道栗山町を皮切りに全国へと広がりを見せている。議会基本条例という形になったのは1年前だが、こちらではそういった名前ではないものの、非常に早い段階から議会改革や市民へ開かれた議会に取り組んでいた。
もちろん市民性というのはあったかとは思うが、ただ議会の模様を見てもらうだけではなく、人々が訪れやすい日曜日に開会する、車いすで来やすいように市役所1回にモニターを設置する、聴覚障害者のために手話通釈者を設置するなど、非常に市民目線での取り組みが多いと感じた。
初めての行政視察in近畿-3日目_d0080549_16192426.jpg通過しただけですが、大阪と行ったらやっぱりたこ焼きってことで、伊丹空港内にある(出張に来るといつも寄っていた)たこぼんにてたこ焼きを。かなりいか焼きと迷ったんですがね〜。最終的には両方頼んでも良かったかな?でもそこまで時間もなかったしな。
時間がないと言えば、伊丹空港内にたこ焼きの元祖会津屋ができたと聞いていたのですが(一回だけ食べに行ったことのあるお店。出汁で味付けされているために、ソースはかけない)ANA側らしく、また時間もないので今回は探す事ができませんでした。またく来る時があったら、その時は・・・。
by pattu | 2011-07-13 23:19 | まさにFatFree!!


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