今日は山形市パレスグランデールにて山形県森林・林業・林産業活性化促進議員連盟、連絡協議会の定期総会と研修会がありました。
林活の集まりに参加するのはこれで三回目かな?林業の話が聞ければと、まだよくわからずに参加しているんですけどね。 正直、議員になる前はこういう団体というか活動があることも知りませんでした。 総会は30分程度で終わり、続いて山形県森林・林業・林産業活性化促進議員連盟連絡協議会の研修会。 演題は「森林・林業再生プランと地域林業・林産業の活性化」。講師は林材ライターの赤堀楠雄氏。 利用間伐の今と昔(所有者の利益はないのに国産材が市場にでている・二本に一本!?)、丸太価格と経営収入の関係など、知らなかった現状に目から鱗でした。 ラストはエネシフ山形の研修会で何度か話を聞いたドイツ・オーストリアの森林事情。 しかし今回は「林業」から見た視点ですので、問題点・今後考えられる点として、「木質バイオマス利用が製材用材供給を圧迫する懸念(木の価値を高める前に燃料として活用してしまいがち)」等があげられていました。 話はちょっと横道にそれますが、山形の(日本の)森林が荒れているというのは、他国とは別問題です。 無計画な伐採で(はげ山になって)荒れているのではなく、価格が安いために林道の整備もままならず(元が取れないため)、森林が適度に伐採できずに荒れている状態。 私はこのエネルギー変革期に、少しでも山形が活性化する方向になればいいと思い、勉強させて頂いております。 せっかくなのでエネルギーに関連して。 昨今話題になっている「大飯原発」。この再稼働に関してわからないので調べてみました。 「原発の再稼働に関する地元の同意について」 答えて頂いたのは、経済産業省資源エネルギー庁 原子力立地・核燃料サイクル産業課(こんな課があるんですね。初めて知りました) 定期検査で停止中の原子力発電所の再起動については、法律上「自治体の同意」は義務づけられておりません。また政府が関与するものではありませんが、電力会社が立地自治体との間で任意に締結している安全協定においても、定期検査で停止中の原子力発電所の再起動については、定めがないものと承知しております。 とのことです。 あれ?なんか違和感感じませんか? どうやら地元に了承を得るのは形式で、それが恒常化して慣習法的になっていたようです。
by pattu
| 2012-07-02 20:04
| ラブ寒河江・ラブ山形
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